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食に旺盛で敏感な日本市場でいかに日本人の嗜好を掴むか

「ネスカフェ」「キットカット」「ペリエ」などのブランドで知られるネスレ(スイス)は、1913年に横浜に支店を開設したのに始まり、1933年には正式に日本法人を設立しています。日本市場ではネスレジャパンホールディングスが2001年1月にネスレ日本から社名変更し、ネスレグループの持ち株会社となっています。現在、ネスレジャパンホールディングスの下に、中核3社としてマーケティング・販売のネスレ日本、製造部門のネスレジャパンマニュファクチャリング、財務管理・人事部門のネスレアドミニストレーションサービスが位置づけられ、さらにチョコレートなどのネスレコンフェクショナリー、ヨーグルトなどのネスレ・スノーがあります。

 これらネスレジャパングループの売上高は3025億円(2001 年12月期)で、2010年までには日本の食品業界のベスト10入りを目指す方針です。そのためには売上高の半分以上を占める缶コーヒーから総合食品メーカーへの脱皮が求められ、約5000億円規模の売上高は必要です。親会社のネスレは100 カ国以上に進出する世界最大の食品メーカーで、飲料、乳製品、調理用食品、チョコレート・菓子、ペットフードなどを幅広く展開しています。
 1957年に設立された日本コカ・コーラは、「コカ・コーラ」を始め缶コーヒー「ジョージア」、スポーツドリンク「アクエリアス」、プレンド茶「爽健美茶」などのブランドを持ち、清涼飲料全体の約3割、炭酸飲料の約6割ものシェアを誇ります。知名度や親近感から日本市場に浸透している外資系企業の代表といえるでしょう。

 日本コカ・コーラは米コカ・コーラ社直系で、国内15のボトラー(コカ・コーラボトリング会社)へ原液を販売しています。滋賀県守山市に工場を持ち、東京・渋谷に技術開発企業としてコカ・コーラアジア・パシフィック研究開発センターがあります。また、茶系清涼飲料は、コカ・コーラティープロダクツが生産・販売を行っています。
 なお、「コーラ」のライバル企業のペプシコ・インク日本支社(米)は、1998年にブランドに関する権利をサントリーに移管し、2001年に撤退しています。

 世界的な食品・たばこメーカーのフィリップモリス(米)は1985年に日本法人を設立し、「ラーク」「パーラメント」「マルボロ」など輸入たばこでは6割以上のシェアを占めます。フィリップモリスは1969年に米ミラー・ビール、1985年に米ゼネラルフーズ、1988年に米クラフトを買収しており、日本市場では味の素とクラフトの折半出資の味の素ゼネラルフーヅがコーヒー事業などを展開しています。なお、親会社の社名は2003年1月に「アルトリア」と変更されています。
 また、味の素は仏ダノンとカルピスと合弁で、ヨーグルト事業などのカルピス味の素ダノンを設立しており、1999年には埼玉県狭山市で新工場が稼働しています。シリアル食品最大手の日本ケロッグ(米)の製品販売も、味の素が担当しています。
 食品メーカーでは、米H.J.ハインツのハインツ日本が、2001年にカゴメと業務提携を結びましたが、2002年9月に白紙撤回しています。洋酒のキリンディスティラリー(旧キリン・シーグラム)は、キリンビールと仏ペルノ・リカールの合弁で、御殿場に工場を持ちます。高級アイスクリームのハーゲンダッツジャパンは、ゼネラルミルズ(蘭)、サントリー、タカナシ乳業の合弁です。

 食品卸売では1859年に横浜に「英一番館」を開設したジャーディンパシフィック(香港)やモネ・ヘネシー(仏)などを親会社とするジャーディンワインズアンドスピリッツが、「ヘネシー」「I.W.ハーパー」「ジョニーウォーカー」など洋酒の輸入・販売を手がけています。

 世界の穀物流通の25%を扱う米国の穀物メジャー・カーギルは、すでに1956年に日本法人を設立していますが、日本市場での本格的なビジネス展開は規制緩和が進む90年代に入ってからで、1993年に鹿島に果汁などの物流加工拠点を設立し、1995年には外資初の食糧庁米麦買付け委託の参加資格を得ました。現在、世界的な食品ネットワークを活かして果汁から穀物、食肉、コーヒーなど幅広くビジネスを展開しているところです。なお、1997年に経営破綻した食品商社の東食は、カーギル傘下で再建中です。
 青果類の輸入・販売では世界最大規模のドール(米)は、1982年に日本法人を設立し、日本市場で青果物の輸入販売を行っています。

 このほか肉、青果、菓子、飲料、酒などの輸入商社が多数あり、食に敏感な日本人の嗜好をいかに掴むかに腐心してきましたが、おおむね日本市場で受け入れられており各社とも業績は順調です。食品業界の外資系企業を知るには、やはり、その食品を食してみることに尽きるといえるでしょう。


曇り
新卒・中途とも全体的に採用はあまりない。求められる職種はやはり営業で、いかに販路を開拓していく能力があるかが問われる。日常的に食する(アルコールを含めて)ことが仕事なので、胃腸が強いことが肝要。
 

 
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