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シティバンクが個人分野を圧倒、他行は法人に注力

 日本市場には現在、73行の外資系銀行と9行の外資系信託銀行が進出しています。これらの外資系銀行や外資系信託銀行は、日本に法人を設立しているのではなく、東京支店、在日支店という形で進出しています。
 この中でもっとも日本市場に根づいているのが米国のシティバンクです。シティバンクは保険のトラベラーズと1998年10月に合併しシティグループとなり、世界の最大クラスの金融グループとなっています。シティバンクの日本進出は1902年で、まず横浜に支店を開設し、現在、東京を中心に25店舗を展開しています。預金総額は外銀首位の3兆2272億円(2002年3月末)で、これは日本の金融機関の中で第48位。伸び率は前年度比31.7%もあります。このシティバンクの躍進は、邦銀にとっては驚異で、勝ち組と言われている東京三菱銀行の最大のライバルという見方もあります。
 シティバンクは早くから顧人客の開拓を行ってきており、とくに既存の電話はもちろん携帯電話やインターネットで24時間365 日のサービス対応を実施しているほか、郵便局のATMとの提携で一気にネットワークを拡大しました。また、預金残高維持を図るために実施している口座維持手数料(預金残高が30万円以下となると月1050円を徴収)の導入も、外銀ならではの試みでした。このほか米国系ではJPモルガン・チェース銀行(2001年11月にモルガン銀行とチェース・マンハッタン銀行が合併)、バンク・オブ・アメリカなどが活発な営業を行っています。

 欧州勢では、1998年にスイス・ユニオン銀行とスイス銀行の合併で誕生したUBS銀行が巨大で、東京支店も合併により総資産は約11兆円(2001年3月末)と外銀トップとなりました。ドイツ銀行も比較的規模が大きく行員数約300 人を擁し、証券、投資顧問、信託銀行などドイツ銀行グループとして活躍しています。ドイツ系ではウエストドイチェ・ランデスバンク(西は西ドイツではなく、ドイツの西部という意味)、ドレスナー銀行も有力銀行です。
 フランス勢ではBNPパリバ銀行、ソシエテ・ジェネラル銀行、クレディ・リヨネ銀行、クレディ アグリコル インドスエズ銀行が、投資銀行業務などで法人営業に強みを発揮しています。それぞれグループの証券会社も有力です。ABNアムログループのオランダ銀行は、1859年に長崎の出島に商館を開いたのが始まりという日本でもっとも古い外銀です。
 アジア勢では1886年に日本に進出している香港上海銀行(本店は香港、国籍は英国)を筆頭に、中国、韓国、シンガポール、タイ、インドなどから30近い銀行が進出してきています。香港上海銀行を中核とするHSBCグループは、有力外国金融グループの一つです。中国、韓国の銀行は在日者の増加とともにビジネスを拡大しています。また、ブラジル銀行もブラジルなど南米からの労働者を対象として業務を拡大しており、ブラジル人の多い浜松、太田、名古屋に出張所を作っています。

 これら外銀にとっての転換期は1998年4月で、「日本版ビッグバン」により新外為法が施行され、これにより海外取引に関する規制が取り払われ、自由に外国に預金口座を開けるようになりました。ドルやユーロで外貨預金が持て、海外の口座からロンドンやニューヨークの市場で株式投資などが可能となりました。企業も海外に円建て、外貨建ての預金口座を持てるようになり、企業の資金の流れがこれまでのように高い手数料を払って国際送金をするのではなく、取引先の国の口座から相手企業の口座に直接振り込めるようになってきました。
 外銀の戦略は、個人分野では、外貨預金です。外貨預金は邦銀の金利があまりにも低いこともあり預金額が増加しており、シティバンクを始めオーストラリア・ニュージーランド銀行、ウエストパック銀行などのオセアニア勢も、各種セミナーを開くなどして個人客獲得に積極的に動いています。企業向けでは、外国為替や貿易金融、融資はもちろんデリバティブなど専門的な業務にも、世界的な情報ネットワークを駆使して各行が注力しています。デリバティブとは、オプション、スワップ(交換)、先物が代表的商品で、これらを組み合わせてリスクを避ける金融派生商品です。また、投資信託では系列の投信・投資顧問会社が投信の免許獲得を果たしてきており、グループ力で勝負に出ています。

 このように、シティバンクを除いた外銀の多くが、実は個人客ではなくホールセーラーとして大企業や機関投資家を相手にした営業を行っています。このため、店舗は東京以外に大阪や名古屋にしかありません。外銀を知るには、店舗で外貨預金をしてみるのが、もっとも分かりやすいといえるでしょう。
 なお、1998年10月に経営破綻した日本長期信用銀行を引き継いだ新生銀行は、外資ファンドのリップルウッド主導となり、極めて外資的な銀行となっています。

曇り
新卒採用はあまり行なわないが、シティバンクは持続的に新卒を採用し、行員数は約2500人。他行の採用は中途に比重が置かれ、専門職のヘッドハンティングが日常的。女性採用は活発。
 

 
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