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金融
 
M&Aや企業再生ビジネスを手がける

証券、投資信託・投資顧問、クレジットカードなどの外資系金融業界は、バブル経済から日本版ビッグバン(金融制度の大改革)を経て、日本市場に深く根をおろして来ましたが、現在、証券を中心に日本市場を見限る動きも出てきています。その大きな理由は、いっこうに回復しない日本の経済環境です。
 日本での証券業務は人件費などのコストがかかる半面、利ザヤが薄いため東京市場の世界的地位は低下する一途です。2000年5月に大阪証券取引所とソフトバンク、全米証券業協会(NASD)が組んで設立したナスダック・ジャパン市場もITバブル崩壊で2年2か月で幕を閉じました。

 外資系の証券会社は、1400兆円と言われる日本人の個人金融資産を狙って、1998年4月の日本版ビッグバン以降、陣容を強化してきました。その象徴と言えたのが、破綻した山一証券の従業員約2000人を雇用した米メリルリンチ証券の動きでした。メリルリンチ証券は個人投資家向けビジネスを行う子会社のメリルリンチ日本証券を1998年2月に設立し、7月より長野支店を皮切りに全国33の支店で営業を開始しました。しかし、米国流の対面コンサルティングの手法が投資家に馴染まず、2001年3月には本体と統合し、個人部門は縮小しています。
 こうした個人部門からの撤退・縮小は、米他社も同様で、外資証券は本来の機関投資家相手の金融サービスやM&A、証券化や不動産を中心とする投資銀行業務に注力しているところです。
 現在、外資系証券会社が狙うのは、M&A(合併・買収)にともなうコンサルティング業務や企業再生ビジネスです。有力企業はメリルリンチのほか米ゴールドマン・サックス、米モルガン・スタンレー、米リーマン・ブラザーズ、仏BNPパリバ、英HSBC、UBSウォーバーグ(スイス)などです。

 また、最近目立つのが米リップルウッド、米サーベラスなどの「外資ファンド」です。ファンドは生保、年金基金、信託銀行などの機関投資家や個人から資金を募り作ります。こうした外資ファンドは企業の経営破綻に際し、企業再生ファンドを作り資金を援助し、人と経営ノウハウを注入して、企業再生をサポートしていきます。これまでリップルウッドは日本長期信用銀行、フェニックスリゾート、日本コロムビア、サーベラスはダイア建設、木下工務店などの企業再生に係わっています。また、サーベラスはソフトバンクからあおぞら銀行(旧日本債券信用銀行)の株式を取得し、傘下に置く予定です。

 なお、日興証券(日興コーディアルグループ)は、1998年より米シティグループと提携しており、日興ソロモン・スミス・バーニー証券が株式引受け、投資銀行業務などを強化しているほか、ネット証券として日興ビーンズ証券が活動しています。外資系ネット証券としては、イートレード証券、DLJディレクトSFG証券などがあります。
 投資信託販売やコンサルティング業務を行うメリルリンチ・インベストメント・マネジャーズなどの外資の投資信託・投資顧問は、銀行・証券・保険会社のグループ企業として活動していますが、独立系としては英インベスコ投信投資顧問、米フィデリティ投信らが日本版ビッグバン以降、日本市場でのビジネスを強化しています。とくにフィデリティ投信は、1997年12月以降、大手銀行の都心の支店を間借りして投資信託の直接販売を始めるたことで話題となりました。現在、証券や保険の店舗も加え、投資信託販売が伸びています。

 VISAカード、マスターカード、アメックスなどの世界的なクレジットカードブランドも、それぞれ日本の拠点を構えています。VISAカードは、ビザ・インターナショナル・アジア・パシフィック・リミテッドというアジア太平洋地域の本部として活動しており、電子マネーやICカード、モバイルコマースなど最先端の決裁のプラットフォーム作りを急いでいます。アメリカン・エキスプレスは、1954年に日本支社を設立し、富裕層をターゲットとした戦略を進めてきましたが、さらなる会員増をめざし、個人オーナー(SOHO)向けのクレジットカードも手がけるようになってきました。トラベラーズ・チェックの開発企業であり、日本旅行とも提携して旅行業務も強化しているところです。また、消費者金融のアイクは米シティグループ、ディックファイナンスは米アソシエイツグループ傘下となっています。両社とも従業員約3000人規模の巨大企業です。

 これら外資系金融業界は、景気低迷の影響で総じて厳しい環境ですが、事業への集中・撤退といった戦略自体は明確です。このため一挙に、一つの部門がなくなるというリストラは日常茶飯事です。いい意味でも悪い意味でも、外資系企業の特徴を備えた業界といえるでしょう。

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証券は勝ち組大手は、企業再生ビジネスへの進出などで従業員数が伸びている。採用はヘッドハンティングが主流で、有能な人材にはヘッドハンターから毎日のように電話やメールが入る世界だ。新卒採用は大手で若干名ある。
 

 
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