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医薬品業界
 
日本市場に根づき、非常に多いMRの採用

 医薬品業界は、世界的に見て日本企業の力が弱い業界です。最大手の武田薬品工業でも世界15位程度で、日本市場でも外資系企業が優位性を発揮しています。
 世界の医薬品業界を見ると、「バイアグラ」が好調な米ファイザーが2000年6月、米ワーナー・ランバートを買収し首位で、2002年7月に米ファルマシアの買収を発表しました。第2位が英グラクソ・スミスクラインで、2001年4月にグラクソ・ウエルカムとスミスクライン・ビーチャムが合併して誕生しています。世界3位は米メルク、第4位が1999年4月に英ゼネカとアストラ(スウェーデン)が合併したアストラゼネカ、第5位が1999年12月に独ヘキストと仏ローヌー・プーランが合併したアベンティスです。

 これらの世界的企業はいずれも日本市場に進出しており、ファイザーの日本法人は1989年6月に、台糖ファイザーからファイザー製薬へ社名変更し、抗生物質から循環器領域など幅広く展開しているところです。従業員数は約3200人で、事業所14カ所、営業所は100 カ所、愛知県武富町に工場を持っています。
 グラクソは1953年に上陸しており、日本市場でも老舗の外資系企業で、つくば市に研究所、栃木県今市市に工場を持っています。支店・営業所も全国に約50カ所あります。
 萬有製薬は1983年に米メルクの傘下に入り、2003年完全子会社となります。日本法人は東証上場企業ですが、完全子会社となることで上場は廃止される見通しです。従業員数約3700人の大企業で、つくば市や岡崎市に工場・研究所があります。

 また、世界クラスとしては、1996年スイスのチバガイギーとサンド薬品が合併したノバルティスがあります。日本では1997年に日本チバガイギーとサンド薬品が合併してノバルティスファーマが設立されました。最先端のライフサイエンス企業を目指し、つくば市、兵庫県篠山市に工場・研究所を展開し、従業員数は約2700人です。
 アストラゼネカには住友化学工業が資本出資(持ち株比率20%)しており、やはり従業員数2000人以上の大企業。アベンティスファーマは従業員数2500人規模で、川越市に工場と研究所を持ちます。

M&Aで日本の医薬品企業を傘下に
 日本市場ではこうした大手外資によるM&A(合併・買収)も盛んで、2001年3月に米アボットグループの医薬品部門のクノール傘下となっていた北陸製薬が、2003年2月にダイナボットと合併してアボットジャパンとなっています。
 また、2001年12月に中外製薬を、スイスのロシュが買収しています。中外製薬は抗がん剤やバイオ医薬品を得意としており、ロシュの世界的なネットワークを生かして研究開発を強化する戦略です。この買収では、ロシュが経営権を握るものの、研究開発や製造・販売の意思決定は中外製薬が担う取り決めで、比較的日本企業の独立性が保持される点が注目されます。なお日本ロシュは、実は1932年設立で、外資系医薬品メーカーではもっとも歴史が古い企業です。
 さらに、2001年10月には、エスエス製薬が独ベーリンガーインゲルハイムの子会社となりました。ベーリンガーインゲルハイムは、ドイツで100 年以上の歴史を持つ大手医薬品メーカーで、日本進出は1961年です。兵庫県川西市に研究所、滋賀県日野町、山形県東根市、茨城県取手市に工場を持ち、研究開発、生産、販売を自ら一貫して行う体制を整えています。

 このように医薬品業界で世界的にM&Aが盛んな理由は、規模の拡大によるスケールメリットの追求で、営業ネットワークの拡大と研究開発費の捻出です。医薬品業界は新薬の開発に莫大な資金が必要で、そのためにはハイレベルな研究所と資金力の投下が必要となります。その意味で日本企業は、欧米企業に対して大きく出遅れているというのが現状です。中外製薬やエスエス製薬は、生き残りをかけて外資傘下入りを決断したわけです。
 このほか外資系医薬品企業の大手には、ドイツの日本シエーリング、バイエル薬品、オランダ系の日本イーライリリー、米国系の日本ワイスレダリーなどがあり、いずれも千数百人から2000人以上規模の従業員を擁しています。
 医薬品業界は、市場として見れば健康に関心が高く高齢化社会にある日本は有望で、数多くの外資系企業が参入してきています。景気低迷の中、比較的安定している業界といえるでしょう。とくに医療情報の営業マンであるMRの採用に熱心で、教育制度が充実している企業も多数あります。また、日本に大型研究所や工場を設立して、本格的に日本市場に根を下ろしているのが特徴です。

晴れときどき曇り
ときどき
新卒・中途採用とも、平均的に採用は持続されている。各社とも営業強化としてMR職の採用に熱心で三桁採用の企業も多い。一般に外資系企業は研修に注力しないが、医薬品業界はMRの研修に熱心だ。
 
 
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